のんほいゴンベッサ

フラワードーム2010
あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展 探訪記-4

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  あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展探訪記-4蘭を買う
写真を撮影していると豊橋蘭友会の面々も来ている、まあ沢山撮影したので遅い昼飯、名古屋は蘭の販売ブースが少ない変わり。
お酒の摘みになるような売店が結構あるので、中華のシュウマイに近い海鮮具の物を買い後は生ビールを買ってスタンドで
一杯、ほろ酔い気分で眺めるのもイイモノだ、ゆっくり休憩を取り販売ブースをまずは偵察で一周、しかし売店が少ないので
すぐに回れてしまい、今度はゴンベッサでも手が出せそうな店が無いかじっくり見る、エクアゼェネラの店で豊橋蘭友会の面々と
一人の女性でPhragmipedium(Phrag.)kovachiiコバチー  X  Phragmipedium besseaeベッセアエ の交配の苗4000円を
沢山買うから負けろと交渉していた、後でその苗を3200円で分けてもらう、kovachiiコバチーは暑がりなので
ゴンベッサの所で夏が越せるかは分からない、後でその女性と話をすると金沢から来ていて「年は80になり
蘭栽培も40年になる」との話し、エクアゼェネラの蘭達も金沢なら80%くらい大丈夫らしい。
まあここで買う人はベテランの人が多い、この女性は他の蘭を買った時先ほどの交配の苗2株を5000円で又買わされた
様でゴンベッサに2500円で買わないかと言ったので、買おうと思ったがちょうど細かいのが無く断念した。
京都の女性とも話をしたが、蘭が共通の趣味と言うことだけでけっこう話が弾む、名古屋国際蘭展は
けっこう広範囲から集客しているようなのです。
東京ドームでだいぶ買ったので名古屋ドームでは買わなくてもと考えていたがまずは一鉢買ってしまった。
他の店を物色して歩くと台湾の長潁農業開發股イ分有限公司ここはここ二年ほど入場券を送って頂いている。
胡蝶蘭やカトレア交配種が主力だが原種も少し有るのです、一昨年買った時は最終日の安売りでかなり安く買っているが
今日は最終日では無い、原種のコーナーは皆一株2000円聞くとそれを「1000円にすると言う」ので「3株買うからもう少し
負けろ」と言うと「4株3000円」と言うので決着、まずはVanda(V.)coerulescens コエルレスケンス
Rhynchostylis(Rhy)リンコスチリスgigantea `orange`ギガンテア`オレンジ`Paraphalaenopsis [Prphln.] パラファレノプシス
labukensisラブケンシス、Hygrochilus ( Hy.) ヒグロキラス parishii パリシ-の計4株を選んだ。
後で調べるとけっこう皆面白そうな蘭達でこれはお買い得だと思う。
もうこれだけ買えば後はいらないのでまだ回ってない展示の方を少し見て回る。
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Phragmipedium(Phrag.)kovachiiコバチー X Phragmipedium besseaeベッセアエ
種小名は発見者のアメリカ人 Michael Kovach 氏に因む、ペルー原産

コロンビア・エクアドル・ペルーの標高1000〜1500に分布する。
花は肉厚で平開し、径6〜7.5cm、橙赤色。花期は夏。


Vanda(V.)coerulescens コエルレスケンス
ラン科ヒスイラン属の常緑多年草で, 中国南部からビルマ、タイに分布しています。
標高300〜800メートルの山地に生え、樹木や岩上に着生します。
茎は円柱状で、帯状の葉が2列につきます。
冬の終わりから春にかけて、葉腋から長い花茎を伸ばして、
淡い青色の花を15個ほど咲かせます。
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Rhynchostylis(Rhy)gigantea `orange`リンコスチリスギガンテア`オレンジ`
ラン科 リンコスティリス・ギガンテア インドシナ・マレーシア〜海南島に分布。
花は径約2.5cm、白色地に桃紫色の斑点が入り、ろう質で、強香を放つ。
花の寿命が長い。花期は夏〜秋。

、Paraphalaenopsis [Prphln.] labukensis 
パラファレノプシス ラブケンシス
ラン科 【属名】パラファレノプシス属 [Prphln.] 4種があり、いずれもボルネオ西部特産。
ファレノプシスよりバンダに近縁。常緑単茎性で、着生または岩上生。
花は平開し、径3〜7cm、淡緑黄色・濃黄褐色・白色などで、香りがある。

ラン科 (エントランスホール) ボルネオ、サバ州の海抜500から1000mに特産する大型の
着生種で、2mを超える棒状の長い葉が下垂し、世界で最も葉の長いランとして有名です。
一つの花茎に5から15個の花をつけ、花径は約6cm。 ...
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Hygrochilus ( Hy.) ヒグロキラス parishii パリシ-
バンドプシスから分離された属で東南アジアに1種が自生する。
インド北東部、ビルマ、タイ、ベトナムの低地に自生する着生種。
花色は個体による変化が少ない
帰ってから広げてコンピュータで検索をして原産地や性質などをまず調べる。
Phragmipedium(Phrag.)kovachiiコバチー X Phragmipedium besseaeベッセアエ
は水苔プラ鉢で植え付け、その他は金網による筒付けでベラボンボールと水苔
にて植え付ける。
筒付けは短径茎で太根なのでベラボンを多めで植え付ける。
最近はバルボと短径茎はほとんど金網による筒付けなので
温室の天井は吊した蘭で一杯になってしまった、
筒付けすることにより、枯れる率が下がったような気がする。

筒付け
皆さんがやっている筒付けはプラスチックの(鉢の底網など)網を筒状にして
中にコンポストを入れ植え付ける。

金網の筒付け
これはゴンベッサ考案コウティングしてあるロールの金網を適当な幅長さ
に切りU型にしその中に水苔、ベラボンを入れバルボのような匍匐茎の長い物は
そのU型の筒の横に植え付け空いた部分をアルミの針金で縫い上げる。
この方法だと匍匐系が長くても自由にはい回れる。
短径茎の物は頂上に植え付け根がコンポストの中外を自由にはい回れる様にする
あまり飛び出る根はコンポストと針金で押さえる。
ボルボなど水の好きな物は水苔を多くし太根の物は空気が好きなのでベラボン
を沢山にする、まあ鉢と思うとコンポストが多量にいるのでベラボンを多く使う
のです。
基本的にコンポストの調整によりほとんどの蘭がこの方法で育てられる。
コンポストを変える時は空いている所の金網を切り裂きそこから古いコンポストを
出せばあまり蘭を痛めずに変えられる。
  あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展探訪記-4「原種ラン・多様な形態美に魅せられて」
買い物の後ディスプレーを見ていて面白いのを見つけた、東山植物園ので原種を紹介するようなのが有った、
蘭の好きな人にはこの方がハデなのよりも楽しい、発想の転換でこんなのが増えれば良いなと感じました。
「原種ラン・多様な形態美に魅せられて」その中でチョット変わったのを撮影しました。

Trichocentrum(Trctm.)panamense トリコセントラム  パナメンセ
原産地 コスタリカ・パナマ・ベネズエラ・コロンビア

Dendrobium (Den.)peguanum`Lindl` デンドロビュウム ペグアヌム
インドとミャンマーに生える小型の着生ランです。
現地では岩場や川沿いの木にくっついて生えているようです。
  あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展探訪記-4「原種ラン・多様な形態美に魅せられて」

Campylocentrum micranthumカンピロケントルム・ミクランツム
メキシコ〜ブラジル原産。 種名は「小さな花の」という意味です。
バルブは50〜60cmくらい、花径は約1cmで距があります。 花期は春。

Pleurothallis(Pths.)claviculataプレウロタリス クラビキュラータ
原産地 エクアドル
  あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展探訪記-4「原種ラン・多様な形態美に魅せられて」

Bulbophyllum (Bulb.) spiesii Garay Hamer Siegrist
バルボフィラム スペイシー
 パプアニューギニア、バヌアツ原産の常緑多年草。着生種。
ニューギニアの海抜250〜800メートルくらいのところの崖地に着生
葉の長さが2mを越えることがある。偽鱗茎の基部に悪臭のする花をつける。
花の長さは10cmあまり。暗紫赤色。
小種名の「スピーシイ」はアメリカのラン愛好家である
スピース(Spies)氏に因むそうだ。

Chiloschista(Chsch.)parishii Seidenfキロスキスタ パリシー
ラン科 【属名】キロスキスタ属 [Chsch.] エピデンドルム亜科
バンダ連エリデス亜連。20種からなり、
インドからオーストラリア北部まで広く分布する。
小形の着生ラン。茎はきわめて短く、扁平な根を放射状に多数出す。
花は黄緑色・白色・淡紅色など。

ネパール〜インドシナ半島に自生する
  あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展探訪記-4

あいち花フェスタ 名古屋国際蘭展探訪記-4
今年はデザインの方は写真はあまり撮影しなかった。
こちらの方は写真よりもまた下手ながら自分で書いてみたい。

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